TOKYO MXなどで遂に放送開始されたアニメ『弱キャラ友崎くん』。この記事ではネタバレありの感想などを交えながら、第2話について掘り下げていきたいと思います。第1話ではNONAMEこと日南葵と出会い、人生というゲームに挑戦することを決めた文也。第2話ではクラスメイトと会話することに挑戦します。

弱キャラ友崎くん2話『一回の戦闘でレベルが連続で上がるとめっちゃ気持ちいい』あらすじ
「学校の女子三人に話しかけること」NONAMEこと日南葵の出した課題は、友崎にとって過酷なものだった。学園のパーフェクトヒロインである葵から、人生というゲームの攻略法を学ぶことになった友崎。葵の指導に従い、隣の席のリア充女子、泉優鈴に話しかけるがうまくいかず、近くの席の菊池風香にも情けないところを見せてしまう。
日南葵から指定された泉優鈴と七海みなみ、そして文也に任された3人目の全てに話しかけるミッション。これまで教室では机にうつ伏せになっているだけだった文也が、葵からの指令に答えるべく勇気を振り絞って泉優鈴に話かけます。
優鈴はティッシュを持っていなかったものの、後ろの席に座っていた菊池風香に優鈴が話しかけてティッシュをもらうことに成功した文也。とりあえず鼻をかむ文也ですが、マスクの下でやっていた笑顔の練習はそのまま。当然ながら風香にツッコまれます。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
会話の成功と失敗を同時に経験したところで、『弱キャラ友崎くん』第2話スタートです。いきなり冒頭から新キャラが2人登場でしたね。
弱キャラ友崎くん2話『一回の戦闘でレベルが連続で上がるとめっちゃ気持ちいい』ネタバレストーリー
弱キャラ友崎くん第2話。文也が次に話しかけるのは、葵と同じくクラスの中心人物である七海みなみ。葵からは何かあった時の保険として、自分が近くにいるときに他の女子に話しかける指示も出ていました。
家庭科室を訪れた文也はみなみの姿はあるものの、葵の姿が見当たらないため行動はまだ起こさなくて良いと判断。ところがみなみの方から「どうした友崎くん!早いねえ!」と話しかけられてしまう。ノリが完全に陽キャそのもので戸惑う文也。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
話しかけられてスッと返答できない弱キャラ友崎くんは、脳内で会話のシミュレーションを始めます。しかしシミュレーションの結果はみなみに気持ち悪がられてしまう結果に。その間もみなみからは「おーい」という声が聞こえており、魔法アニメのように変身の間は時計が止まっている訳ではありません。
明らかにめちゃくちゃ良い子の七海みなみ。一方の文也としては黙っていればそのままやり過ごせたのに、会話が始まってしまったからには沈黙は気まずい。机の下で握り拳をしたまま会話を続けて見みことにしました。
会話を頑張ってみた文也ですが尻すぼみな展開。しかしみなみはそんな文也の様子を見て声を出しながら「おじさんかよ!」と大笑いします。「いや、俺は最近の若い女の子の・・・」と繰り返す文也ですが、「いや!友崎くんも若いから!」とバカウケ。
視聴者の心境をそっくりそのまま代弁するみなみに、「どうしたの?」と夏林花火が話しかけて来ました。友崎くんがおじさんみたいで面白いと伝えるみなみですが、上手く説明できないため会話のバトンが文也に回されました。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
説明と言われても・・・と困っていると、第1話で文也とアタファミで対戦して負けた中村修二がやって来ます。そして再び説明を求められた文也は一連の流れをそのまま話すも、どこが面白いのか分からないと修二。
そのあと少し不穏な空気になりかけますが、葵が入って来くると修二も降参して無事に解決。改めて日南葵の強キャラっぷりが明らかに。そして怪我の功名で七海みなみとも話せるようになった文也は、「みみみでいいよ!」とあだ名呼びOKを貰いました。
放課後になり今日の反省会を開く文也と葵。修二に対して葵がけしかけたのは、文也がクラス内で立場を得るために必要なことだったと葵が説明します。
会話が下手なことを改めて実感した文也に対して「家庭科室では結構盛り上がってたじゃない」と葵。初めてにしては大成功と合格点をもらいます。しかしティッシュのくだりは不合格ということで、まだまだ強キャラへは前途多難。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
翌日は姿勢の矯正から始まる日南葵先生の指導。猫背の人にとっては耳が痛い話です。そして再び放課後、みなみと文也が同じ最寄駅だったことが発覚します。何だかんだで(みなみのコミュ力の高さに助けられながら)会話が成立するようになった2人。
どうやら完全に文也の言動が笑いのツボに入る様子のみみみ。そして文也の曲げられない性格が花火に似ていると話します。空気を読まず頑固なところがある花火は確かに大変そうだなと文也も同意。そんな花火のことをみなみや葵は気にかけており、助け舟を出しつつ仲良くしているとか。
翌日、葵から文也は『自分の考えをそのまま口にするのが得意なタイプ』と告げられます。「みんなそうじゃないのか?」と文也は疑問に思いますが、さらに説明を続ける葵。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
さらに会話を実際にしてみることで、役割分担が存在することに気づいた文也。「みみみはいつも「聞いてよー」とか「昨日さー」みたいな言葉から話し始める。つまり新しい話題を出す。」さらに葵は話題を広げる役割を担っていて、会話を上手くなるためには新しい話題を出すこと。そして話題を広げることの2つが必須なのでは?と分析します。
しかしどうすればいいか考える前に、「おにただ!」が気になってしょうがない文也。何となく察しはつきますが(笑)。このおにただは葵の口癖で、子供の頃に好きだったレトロゲーム『うちまくりブイン』のセリフだったそう。「鬼の如く正しい。おにただ!」。
最後に土曜日の11時に大宮駅で集合して、1日ずっと付き合ってもらうと葵に言われたところで『弱キャラ友崎くん』第2話はエンディングです。


引用:弱キャラ友崎くん公式サイト
弱キャラ友崎くん2話の感想「みみみの闇は深いかも?」
弱キャラ友崎くん第2話は、文也の人生ゲームがいよいよ本格的にスタート。1話でもチラっと出ていたみみみこと七海みなみがガッツリと文也と絡んでいましたね。いかにもリア充な雰囲気で明るいキャラのみみみですが、何となく悩みも深そうなタイプに見えました。
女の子の共感力とか若い子のテーマの件は、まさにワイドショーのコメンテーターそのもので笑っちゃいました。大きく分けると同タイプの花火(たま)と文也が絡んだときにどうなるのかも、今後の楽しみの1つと言えそうです。
友達を作るには会話からというのは当たり前の話ですが、そのために必要なポイントは実生活でも役立つのではないでしょうか。その話題が困るんだよという声も聞こえて来そうですが、案外話してみると何とかなったりしますよね。ならないときもありますが笑。
弱キャラ友崎くん3話『一人目の仲間が女の子だとしばらくデート気分で冒険できる』
弱キャラ友崎くん第3話は大宮駅で集合したあと、葵に連れられてファッションセンスを鍛えることになった文也。第1話でNONAME(葵)と待ち合わせたときで分かるように、センス皆無の文也は悪戦苦闘するようです。
さらに2人が訪れたお店でメガネっ娘状態の菊池風香が登場。眼鏡属性も持ち合わせていたんですね笑。落ち込む様子の泉優鈴も予告編に出ており、いくつかのストーリーが同時進行する第3話となるのかもしれません。
弱キャラ友崎くん2話まとめ
みみみの登場によって会話のテンポが早くなった弱キャラ友崎くん2話。葵に負けない存在感を醸し出しているのは、まさに強キャラと言えそうです。やれば出来る子の文也ですが分析力に長けてる様子なのはゲーマーの性なのでしょうか。
大人が見ると学生時代に見ておきたかったと思える弱キャラ友崎くん。いま学生の方はぜひとも実践してみて欲しいところです。姿勢で人の印象が変わるのも特に社会人の方にとっては大きく頷けるところなのでは。逆に痛いところを突いてくる作品とも言えますが、第3話では文也が服装を気にしてどう変わるのか楽しみです!
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